広報
2006年10月24日
広報勉強会のご報告
私は今つとめているNGOで広報の仕事をしています。
それで、NGO仲間3人で2回連続の「広報勉強会」を企画したのですが、
今月5日と19日に無事終了したので、
その内容を簡単にシェアさせていただきます!
勉強会のテーマは、「広報の基本を学ぶ」!
2回とも (特活)市民情報センター ハンズオン!埼玉
副代表理事の吉田理映子さんに講師としてきていただきました。
参加者は1回目は15団体23人、2回目は12団体22人。
アンケートの結果はかなりよくて、
「新たな気づきがあった」
「今まで広報する相手のことを考えていなかったことに気づかされた」
「広報に対する心構えを学べた」
などなど、企画者にとってうれしい回答ばかりでした。
ポイントだけで少々分かりにくいかと思うけど、どんな内容の
勉強会だったか分かってもらえたらと思います~
〔第1回目:10/5〕
○広報というのは、相手の「心」に伝えるということ。
○NGOの広報の特長は、互いに協働できるものであること。
(企業の広報は他社との競争のもとで行われる)
○「制限は創造の源」(資金的、人的etcな制約があるからこそ
知恵を絞れる、いろいろな人と協働できる)
○発信力のある人は受信力も備えている人=聴く力が必要
○相手に伝えるには、広告(Buy me)と広報(love me)の両方が必要。
○5つのDon!(どんな人からどんな人へどんな点をどんな時に
どんな手段で伝えるのか、を考える)
〔第2回目:10/19〕
○「100本ノック」
(オリジナルの言葉・アイデアを生み出すためには、
とにかくたくさんのアイデアを紙に書き出してみることから)
○ワーク?:自分の名刺のアイデアを出してみる
→名刺も広告、個人・団体の雰囲気を伝えられる
→他の人は異なる発想・視点をもっているから、
何かをつくるときは必ず一人ではなく複数人で。
○ワーク?:アドベルテールされたものを共有
→参加者がアドベルテール(心にとまった)されたものには、
納得性・意外性・親切さなどがあった。
広告をつくるときにはそのいずれかひとつを採用してみると
人目をひくものがつくれる。
○ワーク?:団体名の内2文字を使って団体説明のキャッチをつくる
→団体のイメージ・雰囲気を短く伝えることが大事
○広報誌づくりのポイント
→?くらし言葉を使う
?業界用語・団体の「当たり前」を知らない新人の意見を聞く
?読者と「プロセス」を共有化する
今回は、勉強会の内容自体も学び多いものでよかったのはもちろん、
(1)企画・運営に一からかかわることができたこと
(2)(1)を通して、企画仲間との絆が強くなったこと
(3)吉田さんに出会えたこと(とにかく素敵な女性なんです!)
などなど、得たものは数え切れない。
いろいろ挑戦してみるもんだな~
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